「第1回 位置情報でREALボードゲーム作ろう!の会」に行ってきた

この記事を3行で説明すると……

  • 「第1回 位置情報でREALボードゲーム作ろう!の会」が開催されました
  • 「酒井りゅうのすけ」さんによるトークイベントのレポート
  • ボードゲームデザイナーさんも参加!

【位置情報×ボードゲームのトークイベント】

12月21日、JELLY JELLY CAFE 下北沢店にて、「第1回 位置情報でREALボードゲーム作ろう!の会」が開催されました。

位置情報を使って、下北沢の街で「リアル」なボードゲームが遊べるんじゃないか、という企画。

初めての試みに、どんなイベントになるんだろうかと思っていたのですが、蓋を開けてみれば多種多様な方々のご参加をいただけました。

【位置情報ってなんなの?】

一口に「位置情報」と言っても、なかなかイメージが湧きづらいもの。様々な方が集まるトークイベントですから、冒頭は39Geopla側から位置情報プラットフォームの概要をご説明をさせていただきました。

・GPS、Wi-Fi、Beaconを自在に利用したジオフェンスの設置
・ジオフェンス内での情報配信
・ログの記録による、データ利用
といった基本的な仕組みの説明と合わせ、電子チラシサービス「Shufoo!」での、位置情報に合わせたコンテンツ配信「ココチラ」や、銀座でのアンテナショップスタンプラリーなどの実際の利用事例をご紹介いたしました。

ご参加いただいた方々には、無意識のうちに位置情報が身近な存在になってきていると感じていただけたのではないでしょうか。

次から次へ溢れ出るアイデアの数々

冒頭の説明を受けて、メインパーソナリティーである酒井さんからは、39Geoplaを実際に利用したボードゲーム際限のアイデアをご提案いただきました。次々と出てくるイメージ量と斬新な切り口は流石の一言。

まずお話しいただいたのは「VRスイカ割り」。

今いる街に、疑似的に他の街の情報を重ねて、ゴールを目指すのが目的。
例えば、下北沢の街に渋谷の街の情報を重ね、ハチ公とJELLY JELLY CAFE 下北沢店の位置を一致させます。
プレイヤーは下北沢の街中に点在するヒントを頼りに、ゴールとして設定された代々木競技場(に相当する地点)を目指す、といった仕組みです。

様々なアイデアをご提案いただく中でも「いつも見えているものが違うものに見える瞬間にセンスオブワンダーがある」「(ボード)ゲームというのは【見立て】の遊びである」というお話が印象的でした。

最近では、映画「シン・ゴジラ」での劇中の出来事を、時系列にリアルタイム実況するTwitterアカウントなども同様の「見立て」の遊びの一つであると言えるでしょう。

またこちらも盛り上がりを見せているSCRAP社の「リアル脱出ゲーム」等の謎解きイベントも、特殊状況下におかれた自分達、という「見立て」が臨場感を生んでいます。

トークイベントが進んでいくと……
・スタジアムに配置されたジオフェンスでの限定チャットルーム
・タイムカプセル
・街中での鬼ごっこ
・仮想ファンタジー世界の再現
・ゲームブックの進行状況(パラグラフ等)
・今いる街や状況にピッタリの音楽配信
……等々、書ききれない程のアイデアが登場。

また、劇場や演出にコストがかかりがちな演劇において、位置情報を利用することによって大幅な削減ができそうだというお話もありました。

【実際のボードゲームデザイナーさんも参加!

最近では、TV番組「マツコの知らない世界」で人生ゲームが取り上げられたり、本場ドイツで高評価を得た日本製ゲームを元ネタにした「空カラ街コロ」(次回放送は1/2 24:50~ フジ系)が放映されるなど、右上がりのボードゲーム業界。
当日は、業界注目のゲームデザイナーさんにもご参加いただけました。

さすがのゲーム勘で、位置情報の仕組みを聞いて早速ゲームのデザインをご提案。位置情報と紐づいたカフェや小売店内で、お互いのカードでバトルや交換を繰り返しながらより高いレベルを目指すシステム。題材をキャラクターに置き換えれば、より限定的なPokémon GO?のような再現ができるでしょうか。

酒井さんとの質疑応答を繰り返す中で、
「実際に魔法の杖みたいなものを持ったら楽しいよね」
「カードで戦うお店と、交換できるお店の2種があると住み分けできるんじゃないか」

と、ボードゲームに造詣の深いお二人ならではのやりとりが生まれていました。

【気になる次回

実際にご参加いただいた方からは、早くも定期開催を望むコメントを御寄せいただくなど、予想以上の盛況を見せたトークイベント。
新しい技術であるだけに、ちょっとしたキッカケで、全世界を席巻するようなサービスを生み出すことも夢ではありません。

 

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スマホで挑戦! スタンプラリー

この記事を3行で説明すると……

  • スマホで簡単に参加できるスタンプラリーが始まりました
  • 参加は無料で、全員プレゼントのラムネももらえる
  • 実施期間は2月まで。続きは札幌でも楽しめます

【スマホで参加する、お手軽スタンプラリー】

2016年12月5日から2017年2月28日までの間、東京有楽町の東京交通会館内で「スマホで挑戦! スタンプラリー Tokyo Stage」が開催されています。

北海道札幌市・帯広市において開催される「2017冬季アジア札幌大会(略称)」と連動したこの企画。
冬季アジア札幌大会では、アジア諸国とオーストラリアとニュージーランドのゲスト参加を含んだ31の国と地域の選手が、5競技11種別のウィンタースポーツで鎬を削ります。

スタンプラリーへの参加方法は至ってシンプル。アプリ「colle:be」をインストールするだけ。
後は交通会館の対象3店舗に入店し、配信される簡単なクイズに答えるだけです。

39Geoplaを利用したアプリ、colle:be

スマートフォンアプリ「colle:be」は、位置情報総合プラットフォーム「39Geopla」を利用しています。
スマートフォンのbluetoothや位置情報利用をONにしておけば、対象店舗に設置してあるbeaconが発信する電波に反応して、アプリにスタンプが配信されます。

beaconはbluetoothの中でも、「BLE(Bluetooth Low Energy)」と言う、低電力で利用可能な規格なので、小さな電池でも長いものは数年単位で稼働を続けます。
長期間のイベントを行う際には、メンテナンスの手間が不要なので、非常に便利です。

アプリを使用しているので、従来のスタンプラリーのようにスタンプシートがかさばることもありませんし、集めたスタンプをいつまでも取っておくことができます。

豪華なプレゼント

スタンプ配信対象のアンテナショップは、いずれも交通会館内に店舗を構えています。

 ・丘のまち美瑛(B1F)
 ・北海道どさんこプラザ(1F)
 ・どさんこ旅サロン(3F)

店内に足を踏み入れることでスタンプを受信。いずれも北海道の魅力に溢れたお店ですから、スタンプラリーのついでにお土産を買うも良し、年末年始の観光情報を探るも良し。

スタンプをタップすると簡単なクイズが用意されていますので、3問正解すれば豪華な賞品抽選に応募することができます。

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プレゼントはA賞、B賞の選択が可能です。
う~ん、どちらを選ぶか悩みますね。

また、2017年1月10頃まで東京メトロ全駅(副都心線除く)で配布されている「メトロガイド」にも、スタンプラリーの広告が出ています。
3階の「どさんこ旅サロン」にメトロガイドを持参することで「キュンちゃんラムネ」を全員に1本プレゼント!(先着順。12/5~1/13まで。賞品は変更される場合があります)
ハズレ無しで賞品がもらえるのは嬉しいですね。

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【Sapporo Stage

2017年1月に入ってからは、続編の「Sapporo Stage」も北海道にて開催予定です。
Tokyo Stageとの両方を制覇した方には、更にビッグなチャンスがあるかも……!?

 

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Beaconの種類で広がるIoT

この記事を3行で説明すると……

  • 一口にBeaconと言っても、色々なタイプがあります
  • 薄型、太陽光発電型、ボタンでの電波切り替え型など
  • サービスによって使い分けることで、より細かいサービスが実現可能

【Beacon色々】

位置情報プラットフォーム「39Geopla」では、GPS、Wi-Fi、Beaconを包括的にジオフェンスに設定することが可能です。
ざっくりと説明すると、その3種類を全て利用して「情報配信」や「ログの分析」ができる、ということです。

通常はBeaconを店頭や施設先に設置して、クーポンやイベント情報などを配信するわけですが、現在では実際の利用シーンに対応した様々な種類のBeaconが発売されています。
電池交換の手間を減らす、特殊な設置状況の為に形状に工夫を凝らす、屋外で使用する、落下しても壊れない耐久性を持たせる……。

今回は、そんなBeaconのご紹介をして参ります。

【電池レスbeacon】

単3や単4電池、家電などで使うボタン型電池で稼働するBeaconが主流ですが、電池交換の手間を減らすためや、気軽にメンテナンスをできない状況では、いかにバッテリーを持たせるかが課題となります。
端末に左右されますが、数週間~1年前後稼働し続けることができます。

最近では、太陽光発電タイプのバッテリーを備えたBeaconが増えてきました。
蛍光灯等の照明でも稼働するものが多いので、電池交換について頭を悩ませる必要はありません。

通常バッテリータイプのものでも、3~5年稼働とうたわれているBeaconもあります。
逆に電池交換のタイミングを忘れてしまいそうですが(笑)

【1mm以下も! 薄型Beacon】

Beacon端末はタバコの箱程度ではありますが、設置には一定のスペースが必要となります。
タグ状に衣服に設置したい場合、靴やアクセサリーに仕込んでおきたい場合、ポスターの裏や書類状に設置したい場合に重宝するのが薄型Beaconです。

シリコン製の薄いシート状に成型されているものでは、ある程度の曲げや歪みにも対応することができ、3mm前後のものから、最も薄いものでは0.8mmというものまで!
重量も5g程度と、所持していることをほとんど認識しないレベルです。

小物にBeaconを設置したりステッカー状にすることで、児童や児知症の方向け見守りサービス等に活用したり、空港での荷物検知、ポスターや中吊り広告にBeaconを仕込んで、よりユーザーの日常生活に密着した情報配信のタイミングを探ることができます。

【ボタン型Beacon】

基本的に設置されたBeaconはBLEの電波を発信し続けています。
通常はユーザーが電波の発信を検知して情報配信を受けるわけですが、ボタン型Beaconでは、その名前の通り端末本体にボタンが付属しており、ボタンを押下した際にのみ電波を発信することができます。

必要な時以外はバッテリーを消費しないことは勿論ですが、スマホを所持しているユーザーの側からBeacon端末に働きかけることができるのが大きな特徴。

また、ボタン押下する際にも、シングルクリック、ダブルクリック、長押しの種類を使い分けるできるので、一つのBeacon端末から3種類のBLE電波を発信できることになります。ユーザーに返したいアクションを複数用意できるのは大きな強みです。

【その他】

他にも、防水型や防塵型、首から下げておくペンダント型など、様々なBeaconが存在しています。
利用シーンを想定して、最も便利な端末を選ぶことが大切ですね。

 

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「位置情報」×「REALボードゲーム」作ろう!

この記事を3行で説明すると……

  • 12月21日(水曜日)にトークイベントを開催します!
  • 「位置情報配信」を、リアルなボードゲームと掛け合わせるとどうなる!?
  • 下北沢の街で、カフェで、ライブハウスで、古着屋で、実際にこんなことできちゃうねブレストの第1回

【位置情報×ボードゲーム=?????】

なんとなく便利そうな「位置情報」。飲食店に足を踏み入れたらクーポンが配信されたり、地下鉄の駅で乗り換えルートを表示してくれたり、でも私達の生活がそんなに大きく変わったようには思えない……。

そんな中、リアル宝探しとも言えるジオキャッシングを黎明に、スマホアプリ「ingress」を系譜に持ちARとの融合で世の熱狂をさらったのが、2016年にリリースされた「Pokémon GO」でした。
夏の暑さにも冬の寒さにも負けず、レアなポケモンを探して歩き回るプレイヤー達が様々な社会現象を引き起こしたのは、皆さんもよくご存じの通りです。

位置情報とゲーム? それってもっと面白そうなことができるジャンルがあるんじゃない……?
そう、例えば最近盛り上がりまくってるボードゲームとか……。

と名乗りを挙げていただいたのが、演劇やテーマパークアトラクションのプロデュースやディレクション、仮想空間からのネットラジオ配信、ARを使用したエア路上ライブなど幅広い活躍と斬新な切り口で知られる酒井りゅうのすけさん!
最近は各メディアで取り上げられる機会が倍増したボードゲーム業界の中で、初の多店舗展開に乗り出した「JELLY JELLY CAFE」のフランチャイズ店オーナーでもいらっしゃいます。

店舗を抱えるお膝元は、カフェ、演劇、バンド、古着……サブカルチャーという一言で括るのともまた違う、色とりどりに交じり合った魅力溢れる街、下北沢。

NTTドコモの技術に基づいた位置情報プラットフォーム
「39Geopla」、
それを組み込んだスマホアプリ「colle:be」、
実際にそれを使うとリアルボードゲームができちゃうんじゃない?
しかもシモキタだととんでもないコラボできちゃうんじゃない?

他にもあんなことこんなことできちゃうね、というトークイベント&交流会。
世界のボードゲームに囲まれながら、新しいゲームのカタチに思いを馳せてみませんか?

 

「第1回 位置情報でREALボードゲーム作ろう!の会」

日時:12月21日(月曜日) 19時〜21時

料金:1000円(ワンドリンク付き)

会場:JELLY JELLY CAFE 下北沢店(店舗イベントページ
東京都世田谷区北沢2−11−3 松居ビル202

【パネラー】

●殿岡良美
早稲田大学IT戦略研究所招聘研究員。
厚生労働省特定非営利活動法人「インターネットスキル認定普及協会」理事。
2014年よりインターメディアプランニング株式会社 東京支店統括・営業企画マネージャー。
主にジオフェンシングプラットフォーム「39Geopla」を活用したプラン構築等に取り組んでいる。SNS関連では著書に「ツイッター軟式革命ー今、Twitterで何が起きているのか」 がある。CNET Japanにて「IT’s Big Bang! — IT世界の宇宙的観察誌」掲載中。

 

●酒井りゅうのすけ

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演劇公演やテーマパークアトラクションの企画、制作等を担当。
セカイカメラのARタグを利用した「路上ARライブ」や、秋葉原の街とTwitterを使い劇場空間として活用する「AKIBA ROUND」等のネットサービスを利用したコンテンツをプロデュース。
JELLY JELLY CAFE 下北沢店オーナー。

 

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