ロケーション・インテリジェンス

この記事を3行で説明すると……

  • ロケーション・インテリジェンスって何?
  • どんなことができるの?
  • 具体的にはどんな役に立つの?

【ロケーション・インテリジェンス】

今回のテーマは「ロケーション・インテリジェンス」。
位置連動型クーポンの普及やジオフェンシングによる自動チェックイン等が我々にとって次第に身近な存在になっていますが、その流れを汲んで実現するとされていたのが、ロケーション・インテリジェンスでした。

野村総合研究所の「ITロードマップ」株式会社野村総合研究所 ニュースリリース 2017年度までのITロードマップを発表~位置情報の活用による新しい購買・行動体験~にも、その名前が登場しています。

あまり耳に馴染みのない単語ですが、一体どんなものなのでしょうか?

【位置情報 × データ = 新たなステージ】

O2Oサービス他、多くのサービス普及を経て蓄積されていく生活者の位置情報。
その位置情報と、「それ以外」の情報を組み合わせ、分析し、活用すること。それがロケーション・インテリジェンスです。
「それ以外」の情報は多岐に渡り、POSデータや顧客情報、取引記録や天候やイベント予定など、目的に合致した情報であれば種別は問いません。
また、組み合わせた分析結果を「地図上で可視化する機能」やその情報のことを指したりもします。

ロケーション・インテリジェンスにより、情報をヒートマップやグラフとして地図上に可視化することで、データを直感的に把握することが可能となり、意思決定や分析活用のハードルをグッと下げます。
ビックデータをより効果的に使い、マーケティングや売り上げ予測、営業計画、報告資料の作成等、業務の効率化や新しい判断基準を発見することができます。

【GIS】
地理的情報との組み合わせ自体は特段新しいものではなく、国勢調査などの統計資料を管理・分析/視覚化するシステム「GIS(地理情報システム)」は20年以上前には本格化していました。

ただし、従来はニッチな存在に留まっていました。それは、専門的な知識が要求される為に導入・運用コストが高く、データのとりまとめ負担によるリアルタイム性の目減り、視覚的な訴求力の薄さなどから、多くの企業が導入するよりも、特定の部門や一部の専門家の使用に限定されることが多かったからです。

 

しかし、ここ数年でデータ自体もかなり蓄積され、ツールの洗練、クラウドサービスによるリアルタイムでのデータのやりとりの発展や低価格化など、周辺の環境も整ってきました。

ここからは、位置情報をただ集めるだけでなく、いかに分析/活用できるかというステージに進んできたと言えます。
今後、ロケーション・インテリジェンスという取り組み方が広がっていくのは、自然なことなのかもしれません。

【何が実現できるのか?】

とはいえ、「結局は何が便利になるの?」というのが我々の気になるところです。

前述のITロードマップの中では、生活者の移動ログ(位置情報)に天候・気温、イベント情報や近隣エリアの店舗売上などを組み合わせることで、これまでにない商圏分析やサービス計画、より高レベルでの都市計画や防災計画への活用が期待できること、ネットでの閲覧履歴や購買記録と組み合わせることで、旅行先で興味のありそうな店舗情報を受信できることなど、よりパーソナリティに即したサービスを受けられるのではないかといった期待がされていました。

スポーツやライブのスタジアムにおいては、スマホユーザーの移動ログをトランザクションデータやマスタデータと組み合わせることで、広告出稿の効果を高めることができるでしょう。
到着前は周辺コンビニ情報、グッズショップでのアーティストの限定グッズ情報配信、試合の感想で盛り上がれそうなワインバルの情報と、一人一人により即した情報を配信することができます。
またSNSとの連携を図ることで、ユーザーの感性分析やより詳細な出稿効果測定も可能です。

またインバウンド向けサービスにとっても相性が良さそうです。
外国人観光客の方へ向けて、空港から宿泊施設、家電量販店、観光地、日本ならではの食事処、観光地、店舗や建造物内でのナビゲーション……組み合わせるデータとの相性が良ければ良いほど、ユーザーにも喜んでもらえるサービスとなります。
スマホ媒体であれば言語対応が事前に可能であることも利便性が高い点です。

他にも、効率的な出店候補地の選定、配送ルートの効率化、リアルタイム位置測位システムと連動させた工場内でのスタッフ配置や危機管理システム……。
ロケーション・インテリジェンスを活用するには「何と位置情報を組み合わせるか」が肝心ですが、その分可能性は無限に広がっていると言えます。

【ロケーション・インテリジェンスの今後

39Geoplaは、まさにこのロケーション・インテリジェンスを実現しているプラットフォームです。位置情報を取得することを基本にして様々な情報を組み合わせ、多彩で幅広いサービスを展開することができます。

現在、GPSの精度向上や自動車の自動走行機能の標準化などが注目を集めています。今後我々のライフスタイルが大きく様変わりすれば、更にロケーション・インテリジェンスの多様化や拡大が進むきっかけになりそうです。

 

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